今春、「本屋のオヤジ、中学生はこれを読め」で有名な『くすみ書房』の久住邦晴社長とお話しする機会がありました。
その後、残念ながら、厚別のお店は閉められてしまいましたが、多忙にもかかわらず、色々とお話しをさせていただきました。
印象的だったのが、「今どきの中学生、高校生は本を読まない。だから、書けない、大学生もしかり」というようなお話しをされ、とても憂いていたのを記憶しています。
私の方からも、「高校生で国語が苦手な生徒が多い、特に読解力不足な生徒が多い。それは、本を読まないことに起因しているのではないか」、そのようなことをお話させていただいたのを記憶しています。
シニアの生徒にも薦めて欲しいということで、書籍のカタログをいただき、色々とご説明までしてもらいました。
良書との出会いは、偶然なことが多いように思います。
だからこそ、偶然ではなく、良い本と出会えることは貴重です。
読書は人生の幅を広げ、時には人生そのものを変えてしまいます。
良い本と出会える場所がなくなったことは、とても残念です。
ところで、シニアで活躍中の家庭教師の中には、かなりの読書家の家庭教師がいます。
中学生、高校生の時にとても良い本に出会ったという家庭教師もいます。
今後は、そのような本を、時間があれば、ご紹介していきたいと思います。
まず、今日ご紹介するオススメの本は、北海道教育大学札幌校(特別支援専攻)Y家庭教師のオススメの本です。
《タイトル》
『街場の教育論』内田樹著
《内容》
筆者の教育に対する考え方が述べられています。
《感想》
この本を読んで、教育の重要性を再認識するとともに、教育に対する考えが深まりました。
高校3年生の時に、知り合いの大学生から薦められて読んだそうです。
この本を読んだことにより、教員になるという気持ちが固まり、教育大学受験を決めたのだと思います。
教員を目指しいる方、教育大を目指している方には、是非、読んで欲しい1冊だそうです。
札幌家庭教師シニア 代表