(カテゴリ:中学生家庭教師指導現場からのメッセージ )
閲覧ありがとうございます! 専任講師のS村です。
本当にいろいろなことがあった3月が終わり、いよいよ新学期が始まろうとしています。
学年が切り替わり、昨年度よりもレベルの高い学習に挑むこととなります!
そこで今回は、いかに良いスタートダッシュを切ることができるか、アドバイスをしたいと思います。
全体① どの教科のどういった教科を学習するのか、はっきりさせる
家でなんとなく勉強していても、成績が上がるものではありません。
大事なのは、「自分が何の教科の成績を上げるのか」、「どういった内容の学習を得意分野に帰るのか」という目標を立てて学習することです。
毎回、机に向かう前にその日の目標を立てることで、集中して学習に臨むことができるのです。
全体② 机に向かったからには、やる気を出す
これはある意味、皆さんの勉強に対する覚悟、だと思ってください。
①で書いたように、なんとなくで勉強しても、身に付くことはありません。
せっかく自分の学力を上げるために勉強をするのですから、やる気を出して勉強しましょう。
でも、無理はしすぎないでくださいね!
新中1 その日の学習内容はその日に復習!
慣れない制服を着て、小学校とはまるで違う環境の中で過ごす皆さん。もちろん、授業の内容も大きく変わることになります。
是非、その日のうちに授業の復習を行い、「よく理解できているところ」「理解できているところ」「あまり理解できていないところ」の3つに学習内容を分けてほしいと思います。
そのうえで、「あまり理解できていないところ」を優先的に、繰り返し復習をして、弱点を早めにつぶしていくことが大事となります。
中1の勉強内容は、2年生、3年生の基礎となります。3年間の学習をスムーズに進めるために、1日1日の復習を大切にしましょう。
新中2 必要であれば1年生の内容に戻って学習すること!
新2年生の皆さんは、毎日の学習を進める中で、中1内容に不安を感じたら、すぐに中1の教科書や昨年度のノートを見返して、復習をしてください。
というのも、1年生の学習内容が身に付いていないにもかかわらず、2年生の学習を進めていても、十分な理解はできないといえるからです。
先ほども書きましたが、中1の勉強内容は、2年生、3年生の学習の基礎です。基礎がおろそかだと、学習が追い付かないことも十分に考えられます。
新中3 受験を意識し、「解答の根拠」を理解する!
新3年生の皆さんは、いよいよ本格的に「受験生」となりますね! 学校の定期テストや学力テストの一つ一つが、皆さんの進路に影響してきます。
さて、皆さんが学習する際に気を付けるべきことは、「解答の根拠」を意識することです。「なぜ、その答えになるのか」を理解しないまま答えていると、高得点に結びつく問題で良くて途中点、悪いと×をつけられてしまいます。「解答の根拠」が分からないので、どうやって答えたらよいのかが定まらないのですね。
ですので、普段の授業の復習から、ワーク、問題集での問題演習にいたるまで、「どうしてその答えになるのか」をしっかり理解しましょう。
スモールステップを意識して!
ここまで、学習における良いスタートダッシュの切り方についてのアドバイスをさせてもらいました。
最後に。
勉強をするとき、モチベーションを保つためにも目標を設定している人も多いと思います。
例えば、進学校に合格する、テストで300点以上を取る、など。
しかし、その目標に到達するためには、小さい目標=スモールステップを乗り越えなくてはなりません。
進学校に合格する、という目標なら、そのために何点ほど取らなければならないのか、内申点をあとどのくらい上げなくてはないのか、そのために、学校の評価をいくつAにしなくてはならないのか……。
こうしたスモールステップをはっきりさせ、対策をはっきりさせることで、自分がどのような学習をしていくべきなのかが、見えてくるようになります。
長い道のりになります。ですから、できるだけ早めに目標を定め、勉強に臨みましょう!
㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村