(カテゴリ:教務部S村 )
閲覧ありがとうございます! 専任講師のS村です。
各教科の成績アップのため、具体的にどのようなことをすればよいのかをアドバイスさせていただいているこのシリーズ。
今回の教科は、理科でございます!
理論がものをいう教科。これもまた、成績が上がるためのコツがあるのです。
それでは、アドバイススタートです!
そもそも「理科が苦手=理科全部が苦手」とは限らない
理科は、物理、化学、地学、生物の4分野に分かれています。
S村が出会った生徒さんたちは、そのすべての分野が分からないという方は非常にまれでした。
いないことはないのですが、1つの分野を伸ばしていくと、他の分野も自然に伸びていきました。
また、理科が苦手、と言う方は、話を聞いてみると記述問題が苦手、計算が苦手、という別の角度からの問題点が見つかることも多いです。そこを解決すると、成績が伸びることもしばしば。
まずは、「理科が苦手=理科全部が苦手」という観念を捨ててみましょう。
地学・生物が苦手な人へ
地学や生物が苦手な人は、覚える勉強が苦手な人が多いです。地学では火山の形状や化石、生物では細胞分裂や血流についてなどを覚える必要があります。
そこでおすすめなのは、自分でまとめノートを作ること。教科書や資料集、問題集の図や表などを書き写し、まとめていく作業を通して、頭の中にインプットしましょう。この時、重要語句はオレンジで書いておくと、赤シートで覆ったときに隠れるので、ちょっとした暗記本のようになります。
しかし大事なのは、覚えた知識を使う(アウトプット)すること。学校ワークや問題集を使い、覚えた知識をできるだけ早く使って問題を解きましょう。
物理・化学が苦手な人へ
この2分野が苦手な人は、各種法則を使った計算につまづいている方が多いのではないでしょうか。
おすすめの方法としては、ワークや問題集で類似問題を解き、解説を読み込んでみてください。
それまで読んで疑問が残る場合は、数学の時と同じように、学校・塾・家庭教師などの先生方に質問して、解説してもらいましょう。時には、人を頼るのも必要です。
疑問が解決した後は、類似問題を多く解き、演習量を多くしておきましょう。
実験のやり方は抑えておく
理科の4分野に共通して、実験の問題が出題されます。
ガスバーナーや顕微鏡といった実験道具の使い方、実験中の禁止行為などが問われるケースも見受けられます。
実験の勉強をするときは、覚えることが多いので、前述したまとめのノートを作ることをおススメします。
図を描きながら、知識をインプットしましょう。この行為自体が、記述問題対策にもなります。
まとめ
自分がどの分野に苦戦しているのかで、理科の勉強方法は変わると思ってください。
その分析が終われば、後は上のアドバイスに従って勉強してみる!
皆さんの健闘を祈ります。
㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村