(カテゴリ:リモート指導 )
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
社員講師のT・Rです。
雪が降っちゃいましたね!
今後も、凍って道が悪い時もありますので、歩く際にはお互いに気をつけましょうね。
今回は、数学の教科を、少しでも強化になれれば…
というお話をいたします。
突然ですが、これから面積を求める一つの解法を、ご紹介します。
その前に!
まずは、下記の図をご覧ください。
上下の黒色の線は、平行線です。
この上下の間に、
赤色の△ABCの面積 = 緑色の△DBCの面積
(※底辺が共通。そして、高さも等しい)が成立します。
次に、下記の問題をやってみましょう。
ここで、
△OAB = 青色△ + 赤色△となりますが、そうすると、
青色△の面積 と 赤色△の面積 と 青色△ + 赤色△ の面積の3回分を、計算しなくてはいけません。
そこで、最初(上記の)に、紹介した内容を利用すると…
①点Aと点Bに、自分(定規を使って)で、y軸と平行な線を引く
②青色△ と 赤色△ の共通だった底辺を、新しく出来る2つの 黄色△ の底辺にする
③点Aと点Bを、x軸まで下げる
④青色△の面積 + 赤色△の面積 = 黄色△の面積 となります!
最初に求めたやり方と比べて、計算が、
・最初のやり方 → 3回
・最後のやり方 → 1回
となりますので、単純に、問題時間だって、3分の1になります。
この考え方を、 等積変形 と言います。
このように、一つの見方(視点)だけではなく、あらゆる方向からの見方(視点)をもつことで、内容が変わることがあります。
これは、勉強以外でもそうです!
みなさん、「見方を変えれば、味方に変わる!」ですね!
札幌家庭教師シニア 教務部 社員講師 T・R