(カテゴリ:教務部S村 )
閲覧ありがとうございます! 専任講師のS村です。
公立高校の試験が近くなり、各種対策ゼミがシニアでも増えてきました。
S村は国語と社会を担当していますが、今回は国語についてお話をしたいと思います。
今回のテーマはズバリ語彙力。
その人が持っている言葉の数が多ければ多いほど、読解・記述に大きなメリットがあります。
語彙力とは
語彙力とは、「その人がもっている単語の知識と、それを使いこなす能力」のことを指します。
つまり、語彙力を高めることとは、単語の知識をたくさん持ち、使いこなせるようにすることをいいます。
さて、S村は最近、肌感覚でこう思っています。
すなわち「国語においての語彙力が高い子は、国語の成績が高い」ということです。
国語の成績が高い人の共通点として、言葉をよく知っている、という点が挙げられます。
言葉をよく知っているから、設問と問題文の言い換え(詳しくはこちら)に対応できる。
言葉を使いこなせるから、記述問題の時に本文の言葉を言い換えながらまとめることができる。
つまりは、語彙力が高いから点数に結びつく、ということになります。
語彙力を高める方法
語彙力を高める方法は大きく分けて3つあります。
1つ目は、中学生向けの国語の単語帳を購入し、英単語のようにスキマ時間を利用しながら覚えていく方法。
書店などで単語帳は売られています。購入して覚えるというのが手っ取り早い方法でしょう。ただし、覚えるだけではだめ。覚えたことをアウトプットすることを心がけてください。
2つ目は、模試などで分からない言葉があった場合に、すぐに調べる癖をつけること。
語彙力がいつまでたっても挙がらない人の共通点に、わからない言葉をそのままにしておくということがあります。分からない言葉をそのままにせず、調べて覚えることを癖にしてしまいましょう。
3つ目は、一日一題、国語の記述問題に挑むこと。
1つ目の話とつながりますが、やはり覚えたことを使う=アウトプットすることが記憶の強化につながります。1日1題、国語の記述問題に取り組み、覚えた言葉を使いましょう。
まとめ
語彙力が高い人は、国語の点数も高い。
では語彙力を高めるには、わからない言葉をスルーせずに調べて覚え、それを実際の問題で使ってみることが大事です。
㈱シニア 札幌家庭教師派遣センター 専任講師 S村